安泰科によると、中国銅陵有色金属集団公司は、国内需要の増加に対応するため銅生産量を昨年の34万トンから38万トンに引き上げる予定である。当該公司の傘下製錬所は金龍、張家港と金昌の3つの製錬所。本年1月、加工精錬費が低すぎるため、今年度の生産量を3万トン削減すると発表していたが、加工精錬費が上昇してきたことから、生産量を減少せず、逆に生産量を引き上げることとなった模様。