ニュース・フラッシュ
2004年7月21日
北京
納 篤
新疆有色集団、キルギスで探鉱活動を開始
中国金属通報によると、新疆有色集団はキルギスの鉱産資源に注目し、同集団傘下の有色地質探査局がキルギスで探鉱活動を開始した。
現在、新疆有色集団が探鉱を実施しているのは、キルギス最大の鉄鉱床地帯で、Tuergate(中国-キルギス国境に位置する新疆ウイグル自治区西部の町)から250キロほどの位置にある。また、新疆阿克蘇地区とほど近く、直線距離約30キロに位置するタングステン-錫鉱床区域でも探鉱を実施している。
なお、キルギスの鉄、タングステン、錫の資源ポテンシャルは高く、特に旧ソ連のアンチモンの埋蔵量の90%以上がキルギスに偏在している。同探査局は現在銅、鉛、亜鉛、石油及び放射性ウラン鉱の埋蔵量の多さからカザフにも注目しているという。
