閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年7月23日 リマ 辻本崇史

ペルー・Rio Blanco銅鉱床2007年内操業の見通し

 Minera Andina誌(7月21日付)によると、Monterrico Metals社(英)のペルー支社長は、ペルー北部のRio Blanco銅鉱床開発プロジェクト(Piura県 Huancabamba)の今後の見通し等について言及した。
 これによると、現在、同社が実施中のF/Sは、当初予定より早く2004年10月に終了し、EIA(環境影響評価調査報告書)提出は来年4月の予定である。その後、2005年内に鉱山工事に着手し、産銅規模20万トン/年(精鉱中)の銅山として2007年内の操業開始を計画している。直接生産コストは50セント/lb以下の予定。
 鉱山開発に係り、地元住民と対話を継続し、ほぼ95%の住民の支援を得ているが、鉱山開発の影響圏外にある人達から開発の中止を求められている。
本発言は、鉱山開発に対する反対運動があることを認めており、今後の懸念材料として指摘したものと考えられる。

ページトップへ