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ニッケルの今後の見通し
グローブ&メール紙によると、Mason Placements Canada社のアナリストRik Visagie氏が発表した今後のニッケルマーケットの見通しでは、世界のニッケル需要は、1992年以降の年平均伸び率が4.2%であることを念頭に置き、今年は4%、2005年には6.6%伸びると予測。この結果、2004年の需給は、24,000tの不足、2005年には、10,000tの不足が生じるとしている。
価格については、2004年末までに1ポンド当り8USドルには上昇するとし、2003年の4.36ドル、2002年の3.07ドルを大きく上回り、2004年の平均価格は6.60USドル、2005年は6.25ドルと予測。また、現状のニッケル供給不足は、Voisey’s BayやGoro等の巨大プロジェクトが実際に生産に入る2006年から2008年まで解決することはないとしている。(2004年7月21日付グローブ&メール)
