ニュース・フラッシュ
2004年7月30日
調査部
大迫次郎
インドにおける鉱業関係外資受け入れ
2004年7月27日、インド政府(Ministry of Mines and Minerals)は、鉱業(採掘、鉱石処理の分野)における外国からの投資を積極的に受け入れる方針を明らかにした。
また、石炭鉱業相も外国による直接投資を広く且つ積極的に受け入れる旨、インド鉱業大会で表明している。
現在、インドの鉱業はGDPの約2%を占めているが、ポテンシャルとしてはもっと高められる余地が十分にある。
鉱業産品の輸出入についても、商品総輸出額の21%を占めている(2002/2003 fiscal)一方、総輸入額の約50%を占めるにいたっている。
同相は、以上の現状を踏まえ、続伸する同国の鉱産物需要に対応すべく、国内における組織的な探鉱活動や鉱山開発を更に促進しなければならないとし、鉱業の分野における国内、国外企業による活動を国家レベルで支援していく方針であると述べた。(インド政府広報局発表)
