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ニュース・フラッシュ

2004年8月5日 ロンドン 嘉村 潤

RIO TINTO社グループ2004年前期は過去最高の業績

 RIO TINTO社の7月29日の発表によれば、同社グループの2004年前期売上高は6,621百万USドルで前年同期比19%増加、操業利益は931百万USドルで35%増加、純利益も1,439百万USドルで124%と著しく増加し過去最高を記録した。純利益急増は、多くの産品価格の上昇、特に銅、アルミ、鉄鉱石の価格上昇によるもの。銅部門では、売上高1,530百万USドル(前年同期比17%増)、操業利益385百万USドル(129%増)を記録。2003年第4四半期に地滑り事故が発生したインドネシアGrasberg鉱山は、銅部門におけるコスト増と生産量減少の原因となっているが、この第2四半期の生産量は増加してきており修復プロセスは順調。南アのPalaboraも生産目標は下回ったままであるが、今後改善の見込みとしている。

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