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ニュース・フラッシュ

2004年8月9日 バンクーバー 中塚正紀

Barrick Gold社、南米プロジェクトへの投資を発表

 Barrick Gold社は、将来の埋蔵量を確保する必要性から、チリとアルゼンチンの国境付近にあるPascua-Lamaプロジェクトに約15億USドルを投資すると発表。同社は、低コスト金生産会社の地位を維持しながら、2007年までに現在の年間生産量を40%増量する計画を有し、現在、アルゼンチン、ペルー、オーストラリア、タンザニアで4つのプロジェクトを開発中。これらのプロジェクトは2005年から2006年第1四半期までに生産開始を予定。Pascua-Lamaプロジェクトは、同社にとって成長戦略の重要な鍵と考えられており、生産開始は2009年を予定。推定埋蔵量は3.37億トンで、平均品位は金1.56g/t、銀58.78g/t。鉱石に含まれる金量は1,690万オンス、銀量が6.35億オンスと推定。(2004年7月28日付グローブ&メール)

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