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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
チュニジアのBougrine亜鉛鉱山の生産はさらに減退
Breakwater Resources社(加)の8月3日の発表によれば、同社が経営するBougrine鉱山の2004年前期の生産量(精鉱中金属量)は、亜鉛が14,288tで前年同期比23.3%減、鉛が2,230tで同1.5%減であった。鉱石ベースの生産量は161,820tで同26.7%減、2004年の鉱石生産は364,700tと当初計画よりさらに3%減となる見込み。同鉱山では、政府所有鉱山からの鉱石受け入れや、近隣で資源量が最低でも約40万トンあるBou Khil鉱区のFSを実施中。これにより同鉱山の寿命はいくらか延長するものの、2005年中には操業を終える見込み。同社では、破砕機を転用してセメントを生産する計画もあり、その経済性評価や市場調査も実施、2004年末までに結論を出すための材料をそろえる方針。
