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ニュース・フラッシュ

2004年8月12日 ロンドン 霜鳥 洋

Boliden社、2004年前期は増収増益:市況好転が寄与

 Boliden社(スウェーデン)の8月5日付け発表によれば、1~6月期の売上高は987百万ユーロで前年同期比95%増、操業利益(EBIT)は91百万ユーロで296%増、純利益は60百万ユーロで223%増と同社史上有数の好業績であった。同社は2003年にOutokumpu社(フィンランド)との資産交換により鉱山・製錬部門への集中を図ったが、金属市況好転により功を奏した。同期の鉱山生産量は亜鉛196,871t(14%増)、銅43,454t(7%減)、鉛27,334t(15%増)、金2,962kg(19%増)、銀131,944kg(7%減)であった。また製錬生産量は亜鉛208,355t(4%増)、銅178,726t(5%増)、鉛16,128t(24%増)、金10,199kg(24%増)、銀229,458kg(9%減)であった。

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