ニュース・フラッシュ
2004年8月19日
ロンドン
霜鳥 洋
スウェーデンの探鉱鉱区設定状況:Anglo American社が最大面積を保有
スェーデンの主任鉱山監督官J.Hedstrom氏のNordic Steel & Mining Review 2004への寄稿によれば、2004年1月1日現在で45社が探鉱鉱区をスウェーデンに保持しており、合計面積は国土の2%に相当する。最大面積保持はAnglo American社(英)で22鉱区計1,550km2であり、Boliden社(スウェーデン)の133鉱区1,270km2がそれに次ぐ。その他にPhelps Dodge社(米)が38鉱区508km2、Rio Tinto Mining & Exploration社(英)が6鉱区108km2を有する。新規設定鉱区数は年に200鉱区に及ぶという。スウェーデンは古くからの鉱業国であるが、近年新たに白金族鉱床や酸化鉄銅金鉱床の賦存の可能性が注目され、探鉱が盛んになっている。
