スペイン・Rio Tinto銅鉱山、年内にも操業再開へ：銅価格の回復が背景に

　8月18日付けDow Jones社報によれば、Mandesur Andevalo社(スペイン)は現在休止中のRio Tinto銅鉱山の経済性評価を実施中であり、早ければ年内に銅精鉱月産1万tで操業が再開される。スペイン南部のHuelva地方にある同鉱山は1998年に操業を停止、2000年2月に欧州委員会の補助を受けて再開したものの同年11月に再度停止、2004年5月に同社が公開入札により70万ユーロで取得した。同社は同鉱山が抱える負債30百万ユーロも引き受けた。金属市況低迷により操業を停止した同鉱山であるが、2003年後半以降の銅価格の回復が生産再開に向けた動きの背景にある。