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- 金 ベースメタル
ロシア政府、金鉱床の埋蔵量データの機密扱いを解除
8月17日付けインターファックスによると、ロシア政府は金鉱床の埋蔵量に関するデータを機密扱いから解除し、公表した。これによれば、Norilsk Nickel社の子会社Polyus社が操業するクラスノヤルスク地方のOlimpiada鉱山は金埋蔵量700t(金品位8g/t)、入札実施に向けて鉱業法(地下資源法)の改正案成立を待つSukhoi Log鉱床は同1,000t(同2.7g/t)、Norilsk Nickel社が権益の過半数を有するMatrosov Mine社が開発準備中のNatalkinskoye鉱床は金ポテンシャル量1,500t。新たな機密対象リストに関連して天然資源省の報道担当官が明らかにしたもので、白金族金属(PGM)やダイアモンドのデータは従来どおり国家機密とされる。鉱業関係者は、今回の措置に続きPGM等のデータも公表が認められることを期待している。
