アルメニア・Zangesur銅・モリブデン鉱山コンビナートの売却

　8月16日のwww.mineral.ruサイトによれば、8月6日、アルメニアのKaren Chshmarityan貿易・経済発展相は、2004年3月にテンダーに付された同国政府が保有するZangezur Cu-Mo Combine(ZMMK)の売却に関して(2004年3月25日付ニュースフラッシュNo.4-10参照)、ドイツChronimet社と米国Comsup Commodities社が50%ずつを取得する見通しを明らかにした。同大臣によれば、両社からの提案と投資計画(前者：主として選鉱施設を開発、後者：Kadzharan銅・モリブデン鉱山を開発)を受け入れた同国テンダー委員会は、効果的な操業を行う共同プロジェクトの準備を9月までに行わせ、2004年末にも株式売却を完了させたい意向。
　Chronimet社はYerevanのPure Iron Worksの権益45%を所有し、株式取得額130百万USドルと150百万USドルの投資を提案していた。一方のComsup Commodities社は2004年4月に売却された同国のAgarak Cu-Mo Combineを600千USドルで取得しており、今回は132百万USドルの株式取得額と170百万USドルの投資を提案していた。