ニュース・フラッシュ
2004年8月31日
サンティアゴ
中山 健
チリ・モリブデン生産世界一に
2003年のモリブデン生産量は33.4千tとなり、中国、米国を抜き世界一となった。2004年上半期生産量も前年同期比30%増となった。要因は、米国及びアジアの需要増大による増産と北米のモリブデン鉱山の閉山によるものである。チリ銅委員会によると2004年の輸出額は、モリブデン市況の高騰(2003年1月:3.65ドル/ポンドから2004年6月:14.83ドル/ポンド)により7億ドル(2003年3.46億ドル)になる見込み。これを受けてCollahuasi鉱山は、2005年から4千万ドルを投資し増産の予定である。Los Pelambres鉱山およびCODELCOも同様に増産の予定である。(8月24日付Santiago Times)
