ウズベクのNavoi GMK、金鉱床開発で金の20%増産を計画

　8月26日のwww.mineral.ruサイトは、ウズベキスタンのNavoi Mining & Metallurgical Combine(Navoi GMK)が中央Kyzyl-Kum地域にあるKokpatasとDaugyztauの2つの金鉱床を開発し、2007年中の生産開始を予定していると伝えた。これによると、開発プロジェクトは2段階から構成され、第1フェーズ(2004～2007年)では、両鉱床の金硫化鉱を対象とするバイオ・リーチングと金回収設備からなる鉱山・選鉱コンプレックスの建設を行い、生産を開始する。また、第2フェーズ(2008～2010年)では、生産量を倍増させるために設備の拡張工事を行う。Navoi GMKでは、建設に必要な開発資金は自己調達するとしており、プロジェクトが計画どおりに進展すれば、2010年には同GMKの金生産量(同社が操業するMuruntau鉱山からの金年産量は、推定で60t前後)を20%増産することが可能だとしている。