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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年9月13日 バンクーバー 中塚正紀

ブラジル・Kinross GoldがRio TintoのParacatu金鉱山の権益を購入か

 世界第2位の鉱山会社Rio Tinto社は、ブラジルのParacatu金鉱山の権益をジョイントベンチャーで運営しているKinross Gold社(加)に売却したい旨表明。Kinross Gold社も値段があえば、この売買に興味があることを発表。Rio Tinto社の運営戦略は、鉄と銅に焦点をあて展開しており、金は主力部門にならないとしている。Paracatu金鉱山はブラジル中央部のMinas Gerais州にある中規模鉱山で、Rio Tinto社が51%、Kinros Gold社が49%の権益を所有。同鉱山は1987年から生産を開始し、現在の年間生産量は約19万oz(約6t)、さらに生産量の拡大を見込んでも2020年までマインライフを有しており、金含有量は1tあたり0.50gと低いものの、新技術の導入により収益性の向上が期待されている。(2004年9月3日付グローブ&メール、ほかニュースリリース)

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