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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
中国・江西銅業、カソード生産能力を12.5%アップ
安泰科によると、中国大手銅生産企業の江西銅業株式有限公司は、カソード生産能力を12.5%上げ、2005年後半までに45万tとする計画であることを公表した。同社何昌明董事長によると、「2004年末までに国内採掘量及び製錬能力をアップさせる計画を最終的に決定させたい」と述べた。銅加工品の生産量も上げる予定。なお、銅加工品の年間生産能力は15万t(銅棒と銅線)で、2004年2月より生産を開始している。
また、江西銅業は2005年11月に貴渓製錬所を一時的に閉鎖し、1か月程度を掛け点検及びグレード・アップを行う。生産は、原材料の獲得状況によって決定される。
江西銅業は、2005年には15tの金と360tの銀を生産する見込みであり、2004年の生産量は金12t及び銀280tを計画している。一方、2005年の銅精鉱の生産量は、2004年の18万tに比べ大きく変化しないとしている。
