ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ペルー・SPCC社2銅山のストが終了
Miner Andina(9月15日付)他によると、SPCC社の2銅山(Toquepala、Cuajone)で8月31日に始まった労働組合のストは、9月13日に終了し、2銅山の操業は、通常レベルに回復した。
これによると、経営側は、組合側の要求(給与アップ、一時金支払)には応じず、組合側は何ら得るものなく、ストを中止した。これは、今回のストを労働省が違法と認定したことから、組合側は、ストを継続した場合、組合員の解雇に繋がることを恐れたものと考えられている。しかし、組合側は、組合側の要求に対して今後、経営側が話し合いに応じない場合、30日後に改めてストを行うと警告している。
なお、経営側は、Ilo製錬所ではストが行われなかったことから、SPCC社の銅生産には、今回のストは影響しないとしている。
