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ニュース・フラッシュ

2004年10月5日 サンティアゴ 中山 健

ブラジル・Votorantim Metais社、Aripuana多金属鉱床プロジェクトでボーリング開始

 トロントのジュニアカンパニーであるKarmin Exploration社は、9月29日、ブラジル Mato Grosso州のAripuana 多金属鉱床プロジェクトでボーリングを開始したと発表した。
 本プロジェクトは、Anglo American社(71.5%)とKarmin Exploration社(28.5%)のJ/Vで、ブラジルVotorantim Metais社がAnglo American社権益にオプションをかけオペレータとなり、9月9日から7,000mのボーリングを開始したもので12月には終了の予定。同時に電磁探査も実施。Aripuana多金属鉱床は、Anglo American社によると鉱量:23.7百万トン、亜鉛:5.1%、鉛:1.8%、銅:0.43%、金:0.4g/t、銀:53g/tである。このうち13百万トンは確定鉱量、残りは推定鉱量。今回のボーリングは、これら既知鉱床の延長の把握と選鉱試験のための鉱石採取も行う予定である。Votorantim Metais社は南米で最大の亜鉛生産会社である。

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