チリ・Spence銅鉱床、BHP Billitonが近々F/S終了

　地元紙によると、BHP Billiton社がチリ第II州Spence銅鉱床で実施しているF/Sが数か月中に終了する予定。F/S終了後役員会の手続きを経て直ちに開発に着手し、2008年から生産開始の見通し。露天掘り、ヒープリーチ・SX-EW法により15年計画で、銅量200,000トン/年の生産計画である。本鉱床は、1993年にRio Algom社により発見されたもので、1996年に発見されたCODELCO Gaby鉱床とともに、1990年代に完全潜頭鉱床として発見された両鉱床が、2007・2008年と相次いで生産が開始されることになる。