ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ペルー・Chariot Resources社と日系・韓国系グループがMarcona銅鉱床開発に係るJV契約を正式調印
地元紙(10月5日付)他によると、Chariot Resources社(加)と韓国系グループ(Korea ResourcesとLG Nikko Copper)は、Marcona銅鉱床(Ica県)開発に係るJV契約を締結した。権益比率は前者70%、後者30%で、Korea Resources(韓国政府系企業)とLG Nikko Copper(日韓共同の銅製錬会社)は各15%の権益を保有する。本件、両者間で基本合意に達していることは既に発表されていたが、今回、正式調印に至った。
今後、新会社(Marcobre社)を設立し、2年間のF/S調査を経て、2008年末の操業開始を目指す。予備的な経済評価より、現在、想定している規模は約8万t/年である。
(注) | Chariot Resources社は、南北アメリカアンデス山脈地域における銅や金等の鉱床の開発のために設立されたジュニアカンパニーで、1996年カナダユーコン準州においてHyperion Resourcesとして設立された。 Rio Tintoグループから入手した本プロジェクトの開発が成功すれば、中堅規模の産銅会社としての地位を築くことになる。 |
