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- 金 ベースメタル
南アの白金鉱山のストライキは妥結
世界第2位のプラチナ生産者である南アのImpala Platinum Holdings社の10月12日の発表によると、賃金を巡るNational Union of Mineworkers(NUM)と同社の交渉は、8%賃上げで妥結した。この合意の一部としてNUMは、例えばドリル・ジグ導入のような新しい技術による生産性向上のための会社の努力をすることにも合意した。同社は、Rustenburgにおける鉱山操業が9日間休止したが、精錬所では適切なレベルの生産を続けることができたとしており、操業全体には影響がなかったことを強調している。さらに複数の地元報道機関の情報によれば、世界最大のプラチナ生産者である南アのAnglo American Platinum社に対しては、NUMはまだストライキ中であるものの、まもなく合意するであろうとしている。両社の白金生産量は世界の白金生産の約3分の2を占めており、白金需給への悪影響が懸念されていた。
