閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年10月18日 リマ 辻本崇史

ペルー・SPCC社2銅山のスト回避に向け労使交渉を再開

 地元紙(10月14日付)他によると、SPCC社の2銅山(Toquepala、Cuajone)の労働組合は、10月13日より2銅山でのスト再開を予定していたが、経営側が交渉希望の意向を伝えてきたことからスト再開を延期し、労使交渉を再開する模様である。
 これによると、組合側のリーダーは、組合内でもスト強行派と交渉継続派に別れているが、現在のところ組合としては、スト再開方針決定の理由とした一組合員の解雇を経営側が撤回すれば、経営側との交渉に応じる意向と、発言している。なお、これまでの報道では、経営側は、組合側が要求している給与アップには応じられないとしているが、一時金の支給には柔軟な姿勢を示している。

ページトップへ