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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年10月18日 リマ 辻本崇史

ボリビア・San Bartolome銀鉱床開発の正式決定は年内を予定

 ボリビアの地元業界誌(9月)他によると、2004年下期に開発工事着手の可能性が伝えられていたSan Bartolome銀鉱床開発(Coeur d’Alene社(米))は、開発決定が遅れているが、2006年内の操業開始に向け、年内に開発を正式決定する見込みである。
 これによると、2004年6月には本開発に係る環境影響調査報告書も認可され、さらに最近、税の優遇措置(輸入資本財の関税と付加価値税免除)が確定し、米国政府機関より135百万ドルの政治リスク保険も認められ、またF/Sのリバイスも近く終了する状況で、開発を正式決定する環境が整ったとしている。
 工期は18か月を予定し、計画産銀量は、当初6百万オンス/年、その後徐々に生産量を増やし、最終的には8百万オンス/年を予定している。
 なお、初期開発投資額は105百万ドル、直接生産コストは3.55ドル/オンスの予定。

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