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- 銅 ベースメタル
インドネシア・フリーポート、2004年1~9月の銅生産5割減
Freeport-McMoran Copper & Gold社が19日に発表した決算報告によると、パプア州の子会社PT Freeport Indonesiaの1~9月期の生産量は、前年同期比で銅が49.3%減の5億7,280万lb、金が62.4%減の82万7,200ozとなった。
生産減の要因は、昨年のGrasberg鉱山の土砂崩れの影響で低品位の採掘ピットが中心になっているためとしている。
平均販売価格は前年同期から上昇し、銅が1lb当たり0.77USドルから1.31USドルに、金が1oz当たり364.04USドルから396.33USドルとなった。
7~9月期の生産量は、銅が前年同期比65.1%減の2億5,640万lb、金が55.7%減の33万7,000ozだった。
同社は、10~12月期と来年の鉱石の品質が改善するとしており、通期の販売量予想は、銅が10億lb、金が145万oz、来年の販売予想について、銅が15億lb、金が290万ozを見込んでいる。
また、MLZ(Mill Level Zone)深部の試錐調査により、約1億3千万t(銅品位 1.25%)の鉱量を捕捉したとしている。
