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ニュース・フラッシュ

2004年10月23日 アルマティ 酒田 剛

アルメニア・Cu-Moコンビナートの民営化、独・米企業が25百万USドルの支払完了

 地元業界紙によれば、アルメニア政府が保有するZangezur Cu-Mo Combine(ZMMK)の株式売却を落札していたChronimet社(独)とComsup Commodities社(米)は、折半で25百万USドルの支払いを行い、ZMMKは100%民営化された。同国の貿易・経済発展相が発表したもので、株式取得に際しては施設改善等に130百万USドル以上の投資を行うことが条件とされていたが、今回、両者が提示した共同投資プログラムの具体的内容や金額については明かされなかった。ZMMKが所有するKadzharan銅・モリブデン鉱山は旧ソ連最大の埋蔵量を誇るとされ、同コンビナートは2003年に粗鉱8.1百万tを採掘し、モリブデン精鉱6,300tと銅精鉱11,000tを生産した。

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