ニュース・フラッシュ
2004年10月31日
サンティアゴ
中山 健
チリ・El Abra 鉱山ストライキ予定
10月29日付け地元紙によると、El Abra 鉱山労働組合は、10月28日ストライキを決定した。労働組合側は6.5%の給与値上げを要求しており、交渉が妥結しない場合は、11月5日にもストライキ決行の予定。El Abra鉱山のストライキは、ペルー Southern Peru Copper社のストライキとも重なり、10月29日の銅価上昇(133.9セント/ポンド)の要因となったと見られている。
El Abara鉱山は、Phelps Dodge(51%)とCODELCO(49%)とが所有しており、2003年249,800トンのSX-EW銅を生産。またSouthern Peru Copper社は、Cuajone、Toquepala鉱山を操業しており、2003年371.415トンの銅(SX-EW銅を含む)を生産している。
