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- 鉱種:
- 銅 銀 ベースメタル
中国福建紫金鉱業公司、白銀有色金属公司との共同による銅工場設立計画が破談
安泰科によれば、中国の金生産大手である福建紫金鉱業のトップ関係者が、「福建紫金鉱業と白銀有色金属公司との共同銅生産合資企業設立計画は破談になった。」と述べた。具体的な破談理由については不明。
当事務所の調べによると、金生産企業の福建紫金鉱業と白銀有色金属公司は、2004年5月頃から銅生産合資企業設立について白銀有色金属公司と協議を行ってきた。福建紫金鉱業は、合資企業に1~2億元の資金及び中国西北にある二つの銅、金鉱山を注ぎ込むと考えていた。一方、白銀有色金属公司は、年間生産銅7万トンとなる銅製錬所を投入する予定としていた。協議は、6月中旬に終える予定であったが、最終的には合意に至らなかった模様。
なお、福建紫金鉱業は新彊ウイグル自治区にあるアシュレー銅・金鉱山株式公司の筆頭株主。計画としては2004年9月上旬に準備出鉱させている。2005年末には、鉱石処理4,000トン/日、銅精鉱12.11万トン/年、亜鉛精鉱2.89万トン/年、年間売上高4.2億元を目指すとしている。
