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Johnson Matthey社、プラチナ2004年中間レビューを発表
Johnson Matthey社(英)はPlatinum 2004 Interim Reviewを11月16日に公表した。それによれば、2004年の白金の需要は6,470千オンスで、1%未満の微増になると予測。自動車触媒需要は、欧州におけるディーゼル車販売増加や厳しい排ガス規制により7%増の3,430千オンス、工業用需要は、アジアにおけるガラス産業の強い需要で9%増の1,530千オンス、宝飾需要は、中国製造業者による購入が2年連続で減少し10%減の2,200千オンスと予測。供給は4%増の6,430千オンスに達すると予測。南アの産出が8%増で4,980千オンスと着実に増え、北米は22%増で360千オンス、ロシアは19%減で850千オンスと予測。白金市場は5年連続の供給不足であったが、2004年は40千オンスの供給不足で需給がほぼ均衡する見込み。2004年の白金価格は投機的な購入に強く支えられ、4月中旬に24年間で最高値となる937U$/オンスを記録した後、5月初旬には767U$まで急落、その後再び上昇してきており、9月には830~875U$のレンジで取引された。
