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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2004年11月22日 リマ 辻本崇史

ペルー・Pierina金鉱山の今年の産金量は前年比で大幅減少の見込み

 地元業界紙等によると、Barrick Gold社は、同社が操業するペルー第2の金鉱山であるPierina金鉱山の今年の産金量について、前年比で約40%減の64~65万オンスに大幅に減少するとの見通しを示した。
 これによると、産金量の減少の主因は、粗鉱品位の低下(2003年Au 2.2g/t→2004年Au 1.6g/t)である。また、今後の操業について、鉱量の減少から2008年に閉山を予定しているが、現在も周辺探鉱を継続していることから、この成果如何によっては更に数年の延命が可能であるとしている。
 なお、同金山の2004年の直接生産コストは、約100ドル/オンスを見込んでいる。

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