ニュース・フラッシュ
2004年11月26日
調査部
神谷夏実
豪・Olympic Dam鉱山の鉱物資源量30%増加、WMC Resources社
WMC Resources社は、11月24日、Olympic Dam鉱山の鉱物資源量が29.2%増加したと発表した。これは最近の大規模な探鉱ボーリングとウラニウム価格見直しの結果であるとしているが、Xstrata社からの買収オファーに対抗するためという見方もされている。新しい鉱物資源量は38億t(銅換算品位は2.2%)、銅量で7百万t増加し42.7百万t、ウラニウムは23万t増加し140万t、金量は24%増加し55.1百万ozとなった。これによって、同鉱山の銅金の鉱物資源量はこれまで世界第7位であったが、今回の見直しで第4位になったという。
