ニュース・フラッシュ
2004年11月29日
リマ
辻本崇史
ペルー・INGEMMETがLimamayo地区探鉱権の入札を2005年1月に再実施
地元紙等(11月23日付)によると、INGEMMET(地質鉱業冶金研究所)は、10月19日に実施した入札で応札会社がなく入札が不調に終わったCusco県のLimamayo地区(銅、亜鉛、銀、鉛)の探鉱権入札を、エネルギー鉱山省と協議の結果、2005年1月17日に再度実施すると発表した。
先に同研究所は、入札が不調に終わった理由として、入札公示より入札実施迄の期間が短く、関心を示した各社が現地調査等を行い、案件を評価する時間的余裕がなかった点を指摘していたが、今回はこれに配慮し、余裕のある日程となっている。
なお、最低入札価格は以前と同様に7百万ドルに設定しているが、落札後、同研究所に対する各ステージでの支払い義務額は、ボーリング開始時(8万ドル→無し)、FS開始時(10万ドル→8万ドル)、鉱山工事着手時(15万ドル→12万ドル)、操業開始時(30万ドル→28万ドル)の様に、減額されている。
