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ニュース・フラッシュ

2004年12月14日 アルマティ 酒田 剛

ロシア・UGMK社、アルタイ地方で多金属鉱床を開発

 地元業界紙によると、ロシアUrals Mining & Metallurgical Company(UGMK社)はアルタイ地方のRubtsovsk多金属鉱床(同社傘下のSibir-Polimetall社が同鉱床の開発権を所有)の開発を始めた。UGMK社は、同鉱床の鉱山インフラ整備と通信関連施設の建設から着手、2005年下期には鉱床の近傍で採掘・選鉱コンビナート(処理能力:400千t/年)の操業を開始する予定としている。同鉱床の埋蔵量は2,425千tで鉱石には銅、鉛、亜鉛を伴う。UGMK社は、ZarechenskyとKorbalihinskyの多金属鉱床でも再建作業を行っており、2年間でSibir-Polimetall社の事業に18百万USドルを投資する計画。
 Sibir-Polimetall社は、アルタイ地方の多金属鉱床を開発するために1999年に地方当局の指導によって設立され、南西部のZarechensk、Rubtsovsk、Korbalihinskyの鉱床を開発する地下資源使用ライセンスを所有する。2004年、同社の株式75%を取得し、傘下に収めたUGMK社によって再建が進められている。

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