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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年1月4日 サンティアゴ 中山 健

チリ・Regalitoポーフィリー銅鉱床探査進展

チリ第III州Regalitoでポーフィリー銅鉱床を対象として探査を行っているカナダのジュニア企業Lumina Copper社は、ポーフィリー銅鉱床(酸化鉱)の規模の拡大を確認したと発表した。
 同社が2004年に実施したRCボーリングとコアボーリング計114孔、32,189mにより、延長:200m、銅品位:0.51%、銅溶解度(leachiability):77%、延長:194m、銅品位:0.64%、銅溶解度:58%、延長:252m、銅品位:0.64%、銅溶解度:85%、延長:348m、銅品位:0.48%、銅溶解度:87%等の鉱徴を捕捉した。これらの水平広がりは1,200m×700m、厚さは平均225mで、資源量は約4.52億tと見積もられる。
 Regalito鉱区で最初に鉱徴が発見されたのは1980年代でその後Newmont、Niugini MiningおよびBHPが6,717mのRCボーリングと65孔のコアボーリングを実施している。2003年Lumina Copper社がオプション権を取得。1995年のBHPの鉱量計算(National Instrument 43-101によるものではない)によるとカットオフ品位:銅0.3%で鉱量199.8百万t、品位0.501%と計算されている。Lumina Copper社はオプションフィーとして、8年間で鉱区維持費を含め90万ドルを支払う。またこの間銅価格が1年の平均が1ドル/ポンドを越した場合、20万ドルを支払うという特約事項が付帯されている。

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