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ニュース・フラッシュ

2005年1月18日 サンティアゴ 中山 健

カナダ・Noranda社、アルゼンチンEl Pachon 鉱床開発を2005年中に決定か?

 1月11日サンティアゴで開催されたチリ・アルゼンチン商工会議所主催セミナーにおいてNoranda社は、現在、アルゼンチンのEl Pachon鉱床開発を検討しており、2005年中に開発が決定される可能性があると発表した。同鉱床は、チリ国境から6kmのアンデス山脈に位置し、チリ側にはAntofagast Minerals 社のLos Pelanbres 鉱山が稼動中である。鉱量は7.24億t、品位は、銅0.62%、モリブデン0.015%である。200,000t/年の銅、3,000t/年のモリブデンを生産予定。マインライフは20年。開発コストは11.5億ドル。隣接するLos Pelanbres鉱山との共同開発の可能性はなく、単独の開発となる模様。2001年2月に批准されたアルゼンチンチリ鉱業統合条約の適用を受け、鉱石は180km西方のチリPuerto Punta Chungo港に出されることになる。

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