Inmet Mining社、トルコのÇayeli銅亜鉛鉱山の操業状況を発表

Inmet Mining社(加)は、1月26日、同社が所有するトルコのÇayeli銅亜鉛鉱山の操業状況を発表した。Çayeli銅亜鉛鉱山は、トルコ北東部Rize州の黒海沿岸から約8kmにあり、1994年にトルコの建設会社Gama社、トルコ政府所有のEti Holding社と同社のJVで開発された。2002年にGama社シェア6%を11百万ドル、2004年入札でトルコ政府から45%シェアを64百万ドルで獲得し、現在同社が100%権益を有している。同鉱山は、2003年末の時点で確認埋蔵量が660万t、予想埋蔵量が940万t(銅品位3.6%、亜鉛品位5.6%)、2004年は76.5万t(銅品位3.9%、亜鉛品位5.8%)生産した。2002年10月の支柱崩壊事故で、年産125万tの生産目標は不可能となっていたが、これまで及び今後の投資22百万ドルで、2006年にはこの目標に達することは可能であるとしている。また同社は、Çayeli銅亜鉛鉱山から東に100km離れたCerattepe銅鉱床を開発し、2005年末には2.5万t生産、Çayeli鉱山の処理工場で処理を始めるとしている。