ニュース・フラッシュ
2005年1月31日
リマ
辻本崇史
ペルー・INGEMMETのLimamayo地区探鉱権の再入札は不調
地元紙(1月18日付)等によると、INGEMMET(地質鉱業冶金研究所)は、Limamayo地区(Cusco県)探鉱権の再入札を1月17日に実施したが、唯一応札した地元企業(Huallanca鉱山社)の提出書面が不備で受理されなかったことから、本入札は不調に終わった。
同研究所は、既往調査(地質・地化学探査・物理探査)により、Limamayo地区でLas Bambas型の大規模多金属鉱床(銅・亜鉛・銀等)が期待できるとし、入札に際し数社が現地視察も行っていたことから、各社の評価は低かったものと思われる。
報道によると、今後、本地区は鉱業権・鉱区台帳管理局(INACC)の管理下となり、通常の手続により鉱区取得は可能となるが、複数社が鉱区申請を行った場合、INACCがこれらの社を対象に入札を行うとしている。
