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ニュース・フラッシュ

2005年1月31日 リマ 辻本崇史

ペルー・2004年の鉱区申請件数は前年比7%増と高水準を維持

 鉱業権・鉱区台帳管理局(INACC)の発表によると、2004年の鉱区申請件数は前年比7%増となり、2003年金探鉱ブームもあり大幅増加(前年比58%)した鉱区申請件数は、2004年も引続き高水準を維持した。
 総申請件数は5,130件(2003年4,799件)で、地域レベル(県)では第1位が南部のArequipa県(679件)、第2位東南部のMadre de Dios県(620件)、第3位中部のAncash県(411件)であった。2004年は、6月に鉱業ロイヤルティ法、11月に同施行細則が公布された他、一部の地区で反鉱業運動が顕在化する等の鉱業投資にネガティブな動きがあり、これらの影響が注目されたが鉱区申請件数に見る限り影響は出ていない。
 なお、2004年末時点での認可鉱区の総件数は23,392件、総面積は約9.3百万haである。

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