ニュース・フラッシュ
2005年2月1日
ロンドン
嘉村 潤
南ア・Gold Fields社、四半期報告で操業利益40%増加を発表
Gold Fields社は、1月31日に12月四半期報告を発表した。これによれば、同社の金生産は、ガーナTarkwa鉱山の34%増産などにより、全体では4%増加(前四半期比、以下同様)し、1,048千ozであった。全体のキャッシュ・コストは、64,921ランド/kg(330 USドル/oz)と2%以上下がり、南アにおける操業でも71,949ランド/kgと2%減少した。操業利益は、637百万ランド(103百万USドル)と40%増加、南アにおける操業では86%増加した。同社は現在、同社シェアの20%を有する最大株主Norilsk Nickel社の後援を受けたHarmony Gold社(南ア)の敵対的買収(買収が成功すれば世界最大の金生産者となるといわれている)を受けており、最近は、同社、Norilsk Nickel社、Harmony Gold社による水面下での話し合いが行われていると言われている。
