ニュース・フラッシュ
2005年2月2日
サンティアゴ
中山 健
チリ・Alejandro Hales(Mansa Mina)鉱床開発に環境問題
1月18日付け地元紙等によると、チリ第II州Calama市のCODELCO NorteのAljendoro Hejan鉱床開発に対して、地元環境グループは、景観を著しく損なうことになり、また鉱山周辺5kmにダメージを与え、生活に影響を及ぼす恐れがあり開発再考の必要があると訴えている。また市民の一部は、鉱山周辺の生活用水浄化に影響を与え、排水が近隣の河川に流出する恐れがあると述べている。Calama市長は、CODELCO Norteは、Calama市の道路の舗装と維持および砂漠地帯に建設される鉱山からの粉塵の除去をすべきであると語っている。これに対してCODELCO Norte幹部は、環境影響に対してしかるべき対処をすることになるだろうと語っている。なおMansa Mina鉱床は、2004年末から、1990年代初期の鉱業大臣の名前をとってAlejandro Hales鉱床と称されることとなった。
