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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年2月8日 リマ 辻本崇史

ベネズエラ・Gold Reserve社(加)がBrisas金・銅鉱床の開発を決定

 地元業界紙(1月31日付)によると、Gold Reserve社(加)は、同社がベネズエラ東部(Bolivar州)に保有するBrisas金・銅鉱床の開発を決定したと発表した。
 これによると、本決定はF/S結果を受けたもので、既に終了段階にある環境・社会影響調査の政府承認を得て後、鉱山開発工事に着手する。政府承認は2005年第3四半期までに得られる見通しであることから、工期2年で、2007年内の操業開始を計画している。
 初期開発投資額552百万ドルで、操業規模は粗鉱量7万t/日(露天掘)により、産金量48.7万oz/年、産銅量2.9万t/年(精鉱中)、山命は16年を計画している。キャッシュコストは153ドル/oz、総生産コストは262ドル/oz(銅クレジット考慮)である。なお、現在の鉱量は414百万t(金0.69g/t、銅0.13%)。

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