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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年2月8日 リマ 辻本崇史

ペルー・Rio Blanco銅鉱床開発のF/S中間報告

 Monterrico Metals社(英)は、現在、Rio Blanco銅鉱床開発(Piura県)のバンカブルF/Sを実施中であるが、2月1日、同社は、現時点での鉱量評価等を発表した。これによると、

  • 鉱量は12.5億t(確認4.7億t、予想7.8億t:カットオフ銅品位0.4%)、平均品位は銅0.55%、モリブデン0.026%(銅換算 0.71%)。冶金試験による銅回収率は90%以上。
  • F/Sは、環境影響評価調査(EIS)の提出と共に年内には終了。その後、早ければ2006年第2四半期に鉱山工事に着手し、2007年内の操業開始を想定。
  • 開発投資額は、将来の拡張分も含め、650~800百万ドル規模と予想。当初の産銅規模は、20万t/年程度(精鉱中)を計画。
  • 既に、開発資金の調達について銀行と協議を開始。複数のメジャー企業も現地サイトを訪問。今後、開発パートナーの受け入れも前向きに検討。
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