閉じる

ニュース・フラッシュ

2005年2月11日 アルマティ 酒田 剛

ロシア・天然資源省、大規模鉱床開発の入札から外資を排除へ

 ロシア地元紙等は、2月10日Trutnev天然資源相が地下資源利用鉱区の入札に関して大規模鉱床開発は外国企業の参加を認めない非公開方式で実施されることになろうと発言したことを伝えた。これによれば、同相は天然資源省が開発権付与に関する方針を決定したとし、Udokan(ウドカン)やSukhoi Log(スホイ・ログ)の鉱床開発に関する入札には外国企業の参加を認めず、ロシア資本が株式の51%以上を占める企業は参加が可能になるとの見通しを示した。現在、改正作業を進めている地下資源法にもこれと整合的な内容が盛りこまれるとの考えも示された。また、「戦略的に重要な鉱床については優先的にロシア企業に開発させたい」との政府の意向を同省地下資源使用連邦庁(Rosnedra)幹部が述べたとされる。

ページトップへ