ニュース・フラッシュ
2005年2月14日
リマ
辻本崇史
ペルー・日本国大使が鉱業協会長に日本鉱業界への側面支援を要請
在ペルー日本国大使館の成田特命全権大使は、2月10日、大使公邸にペルー鉱業協会長を招き、わが国鉱業界がペルー鉱業分野への関心が高まる中、わが国鉱業界のペルー進出に対し、ペルー鉱業協会からの側面支援を要請した。
この中で大使は、ペルーの経済・治安情勢が回復する状況下、鉱業分野はわが国にとって魅力的な投資先であり、最近、住友金属鉱山がCerro Verde銅山の拡張計画に伴い資本参加を決定したが、これが成功すれば、わが国からの鉱業投資の促進にも繋がり、わが国関係者は注目しているので、とくに側面支援を願いたいとした。
これに対し、鉱業協会長は、日本からの鉱業投資はペルー鉱業界としても歓迎であり、今回の住友の投資決定も喜ばしく思っている。鉱業協会としても、今回の住友の資本参入のみならず、広く日本からの鉱業投資活動に対し、側面から支援していきたいと発言した。
