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ニュース・フラッシュ

2005年2月14日 調査部 関本真紀

英・Rio Tinto社、今後2年間で60億ドル投資の方針

 業界紙等によると、Rio Tinto社最高責任者Leigh Clifford氏は、今後2年間で60億ドルの投資を実施すると発言した。同社は、豪州Hamersley鉄鉱山の生産量を75百万t/年から116百万t/年に拡張すること、およびYandi鉄鉱山についても生産量を36百万t/年から50百万t/年に拡張する計画があることを既に表明している。原料炭についても、Hail Creek鉱山において2006年までに、生産量を6百万t/年から8百万t/年に増加させる予定で、生産力増強の準備は整いつつあるという。また、鉄鉱石、原料炭、鉄鋼の需要は依然として強いこと、鉄鉱石の生産コストは急激に上昇していることにも言及した。同社は米国ユタ州のBingham Canyon銅金鉱山についても拡張を予定しており、従来は2014年を閉山予定としていたが、ピット拡張により2017年まで閉山を延期する見込みである。

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