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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年2月15日 北京 納 篤

中国・白銀有色金属公司、2004年のカソード生産6.7万t

 中国銅業誌他有色金属工業協会によると、2004年の白銀有色金属公司のカソード生産量は6.7万tで、年度計画の7.25万tの92.4%となったが、前年度に比べ13.8%増加したと報じた。また、2005年はカソード7.7万tを生産する計画としている。同公司では、自山鉱による銅精鉱生産は1万t/年程度であるため、不足分は周辺地区からの調達と輸入に依存している。安泰科によると、同公司は現在オーストラリアのTitan Resources社と白銀有色金属公司と合資企業の設置について協議が進められており、両者の合意はほぼ達したとしている。合資企業が中国西部にある低品位銅鉱山(注)においてTitan Resources社のバクテリアリーチングプロセスを用い、約50万tの銅を生産する事業を進めるとしている。双方は本合資企業の株式を50%ずつ所有するとしている。ただ、本プロジェクトのF/S調査を展開するとしているものの、現時点では具体的な生産開始スケジュールは組まれていないとのこと。

 (注) 対象鉱山は現時点では未公開

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