ニュース・フラッシュ
2005年2月22日
サンティアゴ
中山 健
チリ・Escondida鉱山海水淡水化プラント建設スタート
2月15日付け地元インターネット情報等によると、MINERA ESCONDIDA社は、鉱山用水確保のための海水淡水化プラントを28百万USドルでDegremont社に発注した。同鉱山はチリ第II州Antofagasta市の東約150kmのアタカマ砂漠に存在し、かねてから鉱山用水確保が課題とされていた。特にEscondida Norte鉱床の生産開始と硫化鉱のバイオリーチングプラント稼動開始を控え確実な用水確保を行うもの。太平洋岸のColosoで海水の淡水化を行い45,000m3/日の用水を山元まで送水する。同社はColosoに港湾施設を有しており山元から硫化精鉱をパイプ流送している。
