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ニュース・フラッシュ

2005年2月22日 リマ 辻本崇史

ペルー・2004年の主要鉱産物生産量

 エネルギー鉱山省は、2004年の主要鉱産物の生産量(暫定値)を発表した。
 これによると、銅が20%以上の大幅な増産となり、逆に亜鉛が10%以上の減産となった。また、これまで増産基調が続いていた金の生産は前年並の水準に留まった。
 銅は、Antamina鉱山の増産(26.8万t→36.2万t)とTintaya鉱山の硫化鉱採掘再開(2003年10月)による増産分(6.5万t)が大きく寄与し、逆に亜鉛は、Antamina鉱山の減産(40.1万t→19.0万t)が大きく響いた。
 一方、金は、Pierina金山の減産(28.4t→20.3t)を地元中小金山の増産が相殺する形となり、トータルで前年並となった。
鉱種別の生産量は、次のとおり。

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