ノルウェー・Espedalenニッケル・プロジェクトで、Blackstone Ventures社フェーズ2掘削作業を開始

　Blackstone Ventures社(加)は、3月14日、先日Noranda社(加)との合併を発表したFalconbridge社(加)の子会社と共同探鉱中のノルウェー中央部のEspedalenニッケル・プロジェクトで、フェーズ2の掘削作業を開始したと発表した。本掘削作業は、2004年秋に掘削して2孔で着鉱したStormyra地区(Ni 6.91%、Cu 2.05%、Co 0.21%の品位のものを1.9m幅で捕捉等)に焦点を当てたもので、最近実施された物理探査でアノマリーが合計1.1km広がっていることがわかり、この把握が目的である。合計17孔にわたる掘削を100m間隔のセクションごとに1～2孔ずつ実施する予定としている。本プロジェクトは、同社がFalconbridge社の子会社から取得したものであるが、現在、同社シェアが60%、Falconbridge社の子会社が40%となっている。Falconbridge社が既に昨年末、権益の20%買い戻しを通知しており、Falconbridge社は権益相当の資金負担に加えて、今後合計約5百万USドルの追加資金負担を行うこととなっている。