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ニュース・フラッシュ

2005年3月22日 サンティアゴ 中山 健

チリ・Molymet社2004年大幅増収

 3月11日付け地元インターネット情報等によると、チリMolymet社の2004年収益は、前年比79%増の34.9百万USドルに達した。また売上は、前年比約3.8倍の10.4億USドルを記録した。同社は、独自にモリブデン鉱山は所有せず、鉱山会社から受け入れたモリブデン精鉱から酸化モリブデン、フェロモリブデン、化学用モリブデン、レニウムを生産している。サンティアゴ南部のSan Bernadoのほか、メキシコSonora州、ドイツ、ベルギーにプラントを持つ。チリSan Bernadoプラントでは、3基のロースターとリーチングプラントを有しており、年間45,000tのモリブデン精鉱処理能力を有する。同工場では、チリ及びペルーのポーフィリー型銅鉱床から副産物として生産されるモリブデン精鉱を処理している。メキシコSonora工場は、年間18,500tの精鉱処理能力を有しており、メキシコおよび北米からのモリブデン精鉱を処理している。同社は、2003年には25,901t、2004年には29,521tのモリブデンを生産している。

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